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Daniel kobialka

DANIEL KOBIALKAプロフィール
ヒーリング音楽家として知られるダニエル・コビアルカは、
サンフランシスコ交響楽団で20年以上にわたって首席第2ヴァイオリニストをつとめ、またカリフォルニア大学バークレー校、ミルズカレッジで教鞭をとってきた。
父もまた、ストラディヴァリウス・ストリングカルテットのヴァイオリニストという音楽的に恵まれた家庭環境で育ったコビアルカは、幼少時から天才的な才能を発揮し、8歳にて初のコンサートに立った。
19歳にてカーネギーホールで開いたリサイタルは、ニューヨークタイムズ紙で絶賛され、輝かしいソロデビューを飾った。コビアルカはまた、コンサートマスター、ソロイストとして自らが創設したグレイターボストンユースシンフォニーオーケストラで活躍した。
その卓越した技量と音楽性により、レナード・バーンスタインはJ.F.ケネディセンターのオープニングを飾った「MASS マス」の初演でコビアルカをコンサートマスターに抜擢した。
また、長野冬季オリンピックでは、小澤征爾の指名によりオリンピックオーケストラに参加。長年親交のあった武満徹の「遠い呼び声の彼方へ(Far Calls, Coming, far!)」のアメリカ初演では、コビアルカがコンサートマスターをつとめた。
その他、ピュリッツァー賞受賞作曲家チャールズ・ウォリネンなど多くの著名な作曲家がコビアルカに音楽を捧げるなど、クラシック音楽家として頂点をきわめ、マエストロ(巨匠)の仲間入りを果たした。

一方、コビアルカは単なる演奏者のみに留まることなく、もうひとつのライフワークとして"音楽による癒し"に着目し、クラシックで得た素養を充分に活かし、ニューエイジ・癒しのための音楽をつくり続けてきた。
自社レーベルから生み出された代表作「星に願いを」はヒーリング音楽の世界的ベストセラーとなった。
音楽をCAM(補完・代替医療)とリンクさせたコビアルカの音楽は、幼少時のトラウマを癒すインナーチャイルドセラピーや、外科手術、出産時、ホスピスでのペインクリニックや瞑想法、ガン療法等に有効な瞑想のBGMとして、ジョン・ブラッドショー、バーニー・シーゲル、ラリー・ドッシー、ジョアン・ボリセンコなど多くの著名な専門医師やセラピスト達に推奨されている。
最近では、自社レーベルから音楽療法のセラピストやヨガ・ティーチャーとのコラボレーションCDをリリースし、また、日本においてはホリスティック医学研究所の国際特別顧問をつとめるなど、広く音楽をヒーリングやウェルネスに活かす様々なプロジェクトのプロデュースにその才能を発揮している。

2008年2月コンフォートの専属アーティストとして移籍契約し、同年4月これまでの楽曲から選りすぐった代表作を集めた5タイトルのベストアルバムをリリース。
翌5月には早々とMARTHプロデュース「BEYOND EMBRACING DREAMS/抱きし夢の彼方に」をリリースした。
そして、'08年6月には東京国際フォーラム、京都国際会館の両ホールで約7,000人の聴衆を集める「ワンワールドヒーリングコンサート2008」を大成功に導いた。

東洋と西洋の出会い、スピリチュアリティーとプラクティカリティーの融合がもたらす新しい時代の流れの中で今後ますますグローバルでホリスティックな活躍が期待されている。